外国語ナレーション・ナレーター

英語・中国語・韓国語・スペイン語・フランス語・イタリア語・タイ語・アラビア語・ロシア語etcのナレーター/ナレーションの外国語収録について、日々の実際にあったエピソードをお伝えします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

収録アテンドをつけましょう

ある大手企業の社史VPのタイ語版の収録が以前ありました。
タイ語のナレーターの依頼を受けてスタジオに伺うとデイレクターから
「タイ語がわかるモノがいないので、ナレーターさんにお任せです」
よくある外国語収録の展開パターンです。
不思議に思うのは、そのことについてクライアント企業の方も異論を挟まないところです。
確かに立ち会ってタイ語の原稿を見ても、目で追うことすらできそうにありません。
しかしお金を払って制作を依頼する側は、きちんと読み間違えや不自然さがないよう校閲された映像を納品してもらうのが筋のはずです。でも、
「タイ語であろうと、担当デイレクターがタイ語を理解できないなら、タイ語の通訳を連れてきて、収録に支障ないようにして納品してくれないと困るよ」
と叱りつける方を見たことありません。現場へ立会いに来ていたクライアントの方も、
「俺も(タイ語は)さっぱりだから…任せるよ(笑)」。
 俄かに外国人ナレーターは責任重大です。
 一方的に一任されたものの、間違いに気がつかない場合は、それを指摘するものが誰もいない状況にて、一体誰がその責任を持つのだろうと思います。日本人ナレーターでも、単純な読み間違えなんて一度の収録に何度もあります。
「ナレーターさん、今のところOKですか?」
「ハイ、ダイジョウブ」
「じゃOKにしましょう」
日本語の収録には細部までこだわるディレクターも、外国語の場合は、このような楽観的な収録がかなり大勢です。

 実際に某県立博物館の展示映像を英中韓の3言語のナレーターを依頼された際に、韓国語のナレーターが「1929年」と読むべきところを「1992年」と間違えて読み、誰も気がつかないということがありました。
すべて完パケまで編集も終わり、最後に韓国人に鑑賞してもらって間違いに気がついたそうです。
しかし結局、再録の依頼はなく、その映像はおそらくそのまま納品され、博物館側も気がつかないままにずっと上映しているのだと思います。

因み弊社で収録まで請け負う場合がありますが、その際はナレーター以外の第三者の校閲を入れて納品しております。


スポンサーサイト

PageTop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。