外国語ナレーション・ナレーター

英語・中国語・韓国語・スペイン語・フランス語・イタリア語・タイ語・アラビア語・ロシア語etcのナレーター/ナレーションの外国語収録について、日々の実際にあったエピソードをお伝えします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

顔出ししないナレーターこそ実力派

山下達郎、中島みゆき、氷室京介、浜田省吾、MISIA。
いずれも、めったにテレビに出ない実力派の歌手である。彼らには「歌手は歌で勝負するもの」といったプロ意識があるに違いない。
実は、外国人ナレーターにも、そうしたタイプが多い。日本国内の名所を紹介する外国人観光客誘致用のビデオなどは、外国人が出演していた方が効果的であることから、「顔出しの仕事をしてくれる外国人を探しているんですが」という問い合わせが、しばしばナレーター派遣会社にも入る。
 外国人ナレーターは、この不況期に顔出しの仕事をして少しでも収入を増やせるなら嬉しいはずなのだが、意外にも顔出しの仕事を断るケースが多い。それは、「声の仕事で築き上げてきた自分のイメージを壊されたくない」という“声のプロ”としての自負心からであろう。確かに、顔出しの仕事を断る外国人ナレーターには実力派が多い。
すなわち、声の仕事だけで一年じゅうまあまあ忙しいのである。もちろん、「ビデオカメラで写されるのが恥ずかしい」とか「顔や体形に自信がない」といった理由から顔出しの仕事を辞退している外国人ナレーターもいるに違いない。
 かつてプロ野球界に、「自分はストレートとフォークだけでどんなバッターとも勝負できる」と自信を持って投球するピッチャーがいた。
 同様に、「自分は“声”以外では勝負しない」、いや、「自分は“声”だけで勝負してもVP制作者から選んでもらえる自信がある」という外国人ナレーターがいる。
こうしたナレーターは、スタジオ内で音声を収録する際にも終始自信満々であり、時として傲慢に見えることさえあるくらいである。
どんな仕事でも自信満々で臨めば実力以上の結果が出るから、そういう人は仕事のたびに好評を得る。ともすると、実力のあるナレーターは、顔出しの仕事にまで手を出しているナレーター仲間を、心の中でさげすんでいるかもしれない。

スポンサーサイト

PageTop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。