外国語ナレーション・ナレーター

英語・中国語・韓国語・スペイン語・フランス語・イタリア語・タイ語・アラビア語・ロシア語etcのナレーター/ナレーションの外国語収録について、日々の実際にあったエピソードをお伝えします。

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耳で聞いてすぐ理解できる文章

外国語VPの音声収録中、ナレーターが原稿上の表現をしきりに直したがることがよくあります。
このような場合、ナレーターを信じて修正させた方が、質の良いVP音声ができあがります。
なぜなら、ナレーターが表現を直したがる原稿は、翻訳物としては合格点でも、ナレーション原稿としてはリズム感や自然な感じが乏しかったりするからです。
 “翻訳する”能力と“ナレーション原稿を書く”能力はまったく別物なので、ただ単に外国語の実力があるだけの人が翻訳したナレーション原稿は、多くの場合、収録現場でナレーターによって「耳で聞いてすぐ理解できる文章」に直されます。国会答弁などでしばしば聞かれる「原稿の丸読み」が分かりづらく、心にほとんど残らないのは、「耳で聞いてすぐ理解できる文章」として整えられていないからでしょう。
 外国語ナレーション原稿を作成する際の理想的な方法は、

①当該言語を母語とする翻訳者が日本語から翻訳する
②当該言語を母語とするライター(文章力のある人)が「耳で聞いてすぐ理解できる文章」に書きなおす

という2段階を踏むことですが、費用や時間の問題から②は省略されるのが普通です。
 ですから、原稿作成の段階で省略された②の作業にナレーターがスタジオ内で取りかかろうとしていたら、とめないほうが賢明です。
必ずやVP音声の品質向上につながるはずです。
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