FC2ブログ

外国語ナレーション・ナレーター

英語・中国語・韓国語・スペイン語・フランス語・イタリア語・タイ語・アラビア語・ロシア語etcのナレーター/ナレーションの外国語収録について、日々の実際にあったエピソードをお伝えします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

体調やボイスサンプルの完成度も実力のうち

 ナレーターの中には、収録当日かぜを引いていてブース内で何度も鼻をかむ人や、昼食直後であるために頻繁に痰が絡む人など、声の調子が不十分なまま収録に臨んでしまう人が稀にいる。このようなナレーターは、収録に立ち会っているお客さんから「この人は大丈夫なのだろうか」などと疑われ、悪いイメージを持たれる。ナレーターが「今日は体調が悪いんですよ」と弁解したところで、高いお金を払って“いい声”を期待しているお客さんからは同情など得られない。プロ棋士の米長邦雄さんがよく言っているように、「体調を万全に整えるのもプロの実力のうち」なのである。

 また、ボイスサンプルの音質や音量が不適切であるために、なかなか選ばれないナレーターもいる。こうしたナレーターは多くの場合、自宅のコンピューターに安価なマイクを接続し、フリーソフトの録音アプリケーションで作成したボイスサンプルをナレーター派遣会社に送付している。
 一方、お金をかけてスタジオでBGM付きボイスサンプルを作成したナレーターは、一時的には大きな出費があっても、その後に受注する仕事の多さで、ボイスサンプル作成にかかった費用など簡単に回収できてしまう。

 完成度の高いボイスサンプルを作るために手間ひまかけているナレーターは、ナレーション収録において手抜きをせず、自分のプライドにかけても良い仕事をしようとする傾向がある。
 したがって、第三者が「彼はボイスサンプルは良くないけれど本当は実力があるんですよ」と弁解したところで、そのナレーターの“声の仕事”に対する情熱は伝わらない。

 プロのナレーターは、収録時に常に体調を心掛け、完成度の高いボイスサンプル以外は公開していないはずである。
スポンサーサイト

PageTop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。