FC2ブログ

外国語ナレーション・ナレーター

英語・中国語・韓国語・スペイン語・フランス語・イタリア語・タイ語・アラビア語・ロシア語etcのナレーター/ナレーションの外国語収録について、日々の実際にあったエピソードをお伝えします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

中国語あれこれ

 中国語版VP(ビデオパッケージ)を制作する場合、そのVPをどの地域の中国語話者に見せるかによって音声と字幕に使用する文字が異なってきます。
最も効果的な組み合わせは、以下のとおりです。

・中国大陸(香港を除く):音声は大陸式北京語で、字幕は簡体字
・香港:音声は広東語で、字幕は繁体字 (広東語に簡体字はない)
・台湾:音声は台湾式北京語で、字幕は繁体字

香港は1997年にイギリスから中国に返還されましたが、人々の話す言語は広東語が主流で、「簡体字はよくわからない」という人も少なくありません。
したがって、香港向けに大陸式北京語でVPを制作する場合は、字幕は繁体字にしたほうがよいでしょう。
 一方、台湾では、テレビのニュースなどは「大陸式北京語」、「閩南語(びんなんご)」、「客家語」の3言語で伝えられていますが、話す人が最も多いのは「大陸式北京語」です。
ちなみに台湾の山岳地帯には「原住民」と呼ばれる少数民族が存在し、それぞれ民族語を持っていますが、山中で異民族に会った際には両者の共通語として日本語を話すことが多いそうです。
このため、原住民には極めて流暢な日本語を話す人が少なくありません。
 「大陸式北京語」と「台湾式北京語」には、表記において簡体字・繁体字の違いがあるのみならず、同じ漢字で声調が違ったり、同じ物を表す単語が違ったりするほか、個々の母音・子音の発音にも「地域差」と呼べるほどの違いがありますので、台湾向けVPを制作する場合には台湾出身のナレーターを起用します。
スポンサーサイト

PageTop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。